薬学メディアセンター(芝共立薬学図書館)

薬学メディアセンターについて

概要

慶應義塾大学薬学メディアセンター(芝共立薬学図書館)は,薬学および医学・化学・生物学などの資料を収集する専門図書館として、蔵書約5万冊、閲覧席数約150席と小規模ながら、他キャンパスのメディアセンターと連携して多岐にわたるサービスを提供しています。教科書や薬剤師国家試験問題集などカリキュラムに必要な資料を揃えるほか、軽読雑誌や旅行ガイドなどが並ぶブラウジングコーナーも設けています。薬剤師の資格を生かしながら多方面で活躍する医療人や、企業や行政で指導力を発揮するサイエンティスト、創薬・生命科学のプロフェッショナルを養成する薬学部・薬学研究科において、幅広い情報要求に応えています。

基本情報

施設名称 慶應義塾大学薬学メディアセンター
所在地 〒105-8512
東京都港区芝公園1-5-30 慶應義塾大学芝共立キャンパス3号館3F
連絡先 電話番号:03-5400-2679  FAX番号:03-5400-2690
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沿革

2008年度 慶應義塾と共立薬科大学との合併により、4月1日付けで共立薬科大学図書館から慶應義塾大学薬学メディアセンター(芝共立薬学図書館)となり、塾内6つめのメディアセンターとしてスタート
共立薬科大学時代の図書館システム「情報館」のデータを1年後に慶應義塾大学の図書館システム「KOSMOS」に統合させるための準備開始
電子ジャーナルやデータベース等を慶應義塾大学としての契約に一本化
キャンパス内イントラネットで提供していた図書館ホームページを、新たにWebページとして公開
夜間および土曜開館時の要員確保のため、学生アルバイトから業務委託に変更
2009年度 慶應義塾大学図書館システム「KOSMOSII」による業務を開始。ILL業務も全塾システムに移行。オンラインリクエストも情報館WebReferenceから塾内統一仕様に変更し、学部生もサービス対象に。
館内レイアウト変更(参考図書書架の移設、個空間を意識した閲覧キャレルの増設12席)、グループ学習室2をPCエリアに転用し、ITC管理のPC8台とプリンタ1台を設置
2010年度 平日の開館時刻を9:00から8:45に繰り上げ
携帯用サイトを公開(~2015年度)
南北入口のブックディテクションシステム2台の入れ替え
全塾共通リモートアクセスサービスに加えて、芝共立地区単独契約のデータベースや電子ジャーナルのリモートアクセスサービスを開始
3月11日の東日本大震災では、3階書架と4階書庫から合わせて60冊程度の図書が落下。人的被害はなし。
大学・薬学部の休校措置を受けて、3月17日~31日を臨時休館
2011年度 震災の影響で変更された学事日程に合わせ, 4月29日~5月5日の祝日を臨時開館(8:45-17:00)
節電対策として天井照明の間引き,冷房(28℃)・暖房(22℃)温度設定,PCの利用制限,グループ学習室の閉鎖等を実施
被災地域の大学所属者への利用開放,高校への除籍図書提供などの支援活動に参加
雑誌電子化に伴い新着学術雑誌コーナーを縮小し、効果的に転用するための館内レイアウト変更案を策定
新着図書紹介ツールとして「ブクログ」開始(~2020年度)
2012年度 参考図書や新着図書展示棚、新着学術雑誌棚を移設・削減し、閲覧席を増設するなど、利用環境を整備
閲覧席に置き型の簡易パーティションを設置(32か所)
共立薬科大学との合併に伴う和雑誌書誌・所蔵データの整備を完了
Webガイド作成支援ツールLibGuidesを利用した利用案内コンテンツの作成に着手
2013年度 全利用者身分に対して貸出冊数上限を撤廃(社会人聴講生を除く)
共立薬科大学との合併に伴う全雑誌書誌・所蔵データの整備を完了
専門分野以外の図書について港区立みなと図書館の活用促進のため、薬学メディアセンターWebサイトからのリンク表示、および館内での港区立図書館の広報物配布・掲示を開始
2014年度 開館時間延長(開講期の開館時間を平日は20:00から21:00に,土曜日は13:00から17:00に変更)
入口利用案内,開館カレンダー,館内サインをリニューアル
薬学部の要請により、4階書庫の一部を教員と博士課程学生の自習スペースにするため、160㎡(80面)の書庫を53㎡(28面)に縮小
それに伴い、図書と雑誌約23,600冊を除籍・廃棄し、雑誌約9,200冊を山中資料センターへ移動
共立薬科大学時代の軽読用文庫「ななえん文庫」について、蔵書への組み入れ・除籍等の作業を終え、解体
国立国会図書館デジタル化資料送信サービス利用登録
2015年度 PC版Webサイトをリニューアル。携帯用サイトの運用終了
南側入口に教員・大学院生用の人感センサー付き照明設置(閉館時間帯入館対応のため)
2016年度 館内放送用機器を設置
英語版Webサイトを公開
『慶應義塾大学薬学部教育・研究年報』を慶應義塾大学学術情報リポジトリKOARAに搭載
2017年度 利用案内パンフレットを、A4三つ折りサイズ、学部生向けの内容に一新
文部科学省第3期がんプロフェッショナル養成基盤推進プランの開始にあたり、助成金で購入した資料を受入
2018年度 ゾーニング計画の一環として、レファレンスブックを見直して半分の規模に縮小
レイアウト変更にあたり、広く利用者からの意見を集めるためにボードアンケートを実施
薬学部開設10周年の記念式典実施に合わせ、館内で企画展示。同展示を連合三田会KP交流ルームへも貸出。記念誌刊行に協力
2019年度 南側入口付近のレファレンス書架を撤去し、展示棚を設置して憩いの場に変更
4階書庫の書籍にカビが発生したため、除去作業を実施し、除湿機を設置
2020年度 PCエリアを館内北側に移設し、跡地をグループ学習室に転用することで、グループ学習室を2部屋に
新型コロナウィルス感染症に対する慶應義塾および芝共立キャンパスの規制に伴い、4/7-5/31臨時休館。6/1から開館。 キャンパス規制の緩和に伴い開館時間を延長し、12/1から開館時間正常化。 薬学部、薬学研究科所属者のみ入館可能。閲覧席を半分に間引いて運用
2021年度 芝共立キャンパスの規制に沿い、2021年度も薬学部・薬学研究科所属者のみ利用可能。定期試験や国家試験のための自習スペース需要に応えるため、10/19~換気量上限である110席まで戻して運用
3階閲覧室に防犯カメラ増設し、防犯対策を強化(3月)
2022年度 Twitter開始
薬学部・薬学研究科の全学生を対象にアンケートを実施
図書無断持出防止装置(BDS)2台を老朽化に伴い買い替え