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ニュートン『自然哲学の数学的諸原理』 1687年 初版

ニュートン『自然哲学の数学的諸原理』 ロンドン 1687年 初版
Newton, Isaac, Philosophiæ naturalis principia mathematica. Londini : Jussu Societatis Regiæ ac TypisJosephi Streater. Prostat apud plures Bibliopolas. , 1687.

古典力学の基礎を築いたニュートン(1642-1727)の著作で、力学を体系的に解説したものです。物体の運動と力との関係を慣性・加速度・作用反作用の法則と万有引力によって統一的に把握し、ニュートンの研究の集大成とされています。本書は「プリンキピア(principia)」という略称でもよく知られ、近代科学における最も重要な著作の1つです。近代の自然科学研究の方法と体系は17-18世紀にほぼ完成しましたが、ニュートンはその基礎を築き、後世に大きな影響を与えました。 [120X@627@1]