
Makerbotシステムの利用
ファブスペースにネットワーク上で3Dプリンタを管理できるMakerbot「イノベーションセンター」を設置しました。3Dプリントのリクエストがオンラインで可能です。出力の状況は専用Webページやメール通知により把握できます。
3Dプリンタは出力に時間がかかることが多いため、利用者が順番待ちとなる問題がありました。また3Dプリンタが置いてある場所に来てプリント作業を行わなくてはいけませんでした。このシステムによって時間と空間の制約が緩和され、3Dプリンタをより効率的に利用できるようになります。このシステムについての問い合わせはAVカウンターもしくはファブスペースのスタッフが受け付けます
利用マニュアル
Media Center Fabspace(facebookページ)
サービス時間
通常開館日 | 平日 9:30‐20:00 |
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短縮開館日 | 平日 9:30‐15:00 |
※土曜日は利用できません。
※サービス時間内に利用終了できない見込みの場合は利用できません。
利用対象
SFC所属学生、SFC教職員 | CNSのメールアドレスが必要です。 |
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※Makerbotシステムの利用はSFC所属者に限定しています。
※基本的な利用規則はファブスペースの使い方に準じます。
ファブスペースのページ
利用手続き
サインアップと3Dプリントリクエスト
- 下記のURLからサインアップ(アカウント作成)をしてください。手順は利用マニュアルで確認してください。
https://keiosfc.innovationcenter.makerbot.com - EmailアドレスはCNSのメールアドレスに限ります。
- サインアップが終わると登録受付メールが届きます。表示されたURLをクリックすると完了です。
- サインアップ後はファブスペースで利用承認手続きを係員から受けてください。
3Dプリントリクエスト
Makerbotシステムにログインするとホーム画面が表示されます。[New Print]から3Dプリントリクエストを送信してください。送信後は[My Prints]で状態を確認できます。手順は利用マニュアルで確認してください。
- Project Name --- リクエストの名前
3Dプリントのリクエスト名を決めます。名前はご自身で管理しやすいものをお薦めします。 - Deadline(optional) --- (※入力不要)
いつまでに出力するといったプリントの日時指定はできません。 - Filement Information --- PLAのみ
フィラメントの色はこちらが指定したものの中から選んでいただきますが、希望の色にならないことがあります。出力は1回までです。2回以上指定した場合は受付をキャンセルします。またフィラメントの持ち込み利用はできません。 - Upload files or Thingiverse Link --- Upload Filesのみ選択してください
.makerbot 型式のみアップロードしてください。その他のファイル形式だった場合、リクエストをキャンセルします。 - Instructions and Notes --- ファイル添付はしないでください
指示書による要望は受け付けません。
Note欄に下記の情報を入力してください。記入内容が不明だった場合、リクエストをキャンセルします。
※記入例
氏名: 慶應花子
学籍番号: 7XXXXXXX
所属・学年: 総合政策学部 3年
目的: 授業
授業名:デジタルファブリケーション
リクエスト項目の入力が終わったら「Confirm」をクリックしてください。
リクエストが完了し、通知メールが届きます。
リクエストデータについて
Makerbotシステムへアップするデータは下記の点にご注意ください。条件が異なる場合、出力はいたしません。
- .makerbot 型式であること
stl形式等、スライシング処理がされていないデータは受け付けしません。
スライシングのソフトウェアは MakerBot Print をお使いください。
スライシング時のExtruder Type は「Smart Extruder+」を選択してください。
スライシング時のPrinter は「Replicator+」を選択してください。 - 出力時間が5時間以内であること
- サービス時間内に出力が終わること
データの受付時間によっては翌日以降に3Dプリントを行います。また、プリントの出力開始時刻の指定はできません。 - スライシング設定が適切であること
ラフトやサポート等の設定が適切でない場合、3Dデータのプリントは行いません。 - その他
- 1日に1回までしかリクエストできません。
- 1回に受け付けるのは1ファイルのみです。
- すでにリクエストしたデータの出力物を引き取るまでは次のリクエストは受け付けしません。
終了時
- 下記のURLからリクエストの状態が確認できます。手順は利用マニュアルで確認してください。
https://keiosfc.innovationcenter.makerbot.com - 3Dプリントが終わり、出力物が受け取れる状態になると通知メールが届きます。
- 出力物はAVカウンターで保管します。1週間以内に引き取ってください。引き取りがない場合は今後の利用を停止します。
- 出力物の引渡し時は学生証が必要です。AVカウンターの係員に JOBナンバーをお伝えください。
注意事項
- 初めて利用する場合、サインアップしただけではリクエストは受け付けいたしません。係員による利用承認手続きが必要です。
- 自分でMakerbot Printツールが使えることをこのシステムの利用条件とします。Makerbotをスタンドアロンで利用した経験があることを前提としています。
- 3Dプリントを受け付けるのは、.makerbot 型式のみです。
- .makerbot 型式へのスライシング処理はご自身で行って下さい。
- 3Dプリントの出力指示は係員が行います。適切なデータかどうか、利用時間上限などをチェックいたします。
- 3Dプリントの出力物は係員が取り出してAVカウンターで保管します。ご自身で3Dプリンタから取り出すことは認めません。
- 公序良俗に反するものは出力できません。不適切な利用と認められる場合、即時に利用を中止します。
- 不適切なリクエストや故意に不正なリクエスト行為を行った場合、今後のファブスペース利用を停止します。
- 稼働中の3Dプリンタ、プリントサーバに触れないでください。3Dプリンタやシステムを破損した場合には、弁償していただきます。
Makerbotシステム機材構成
Makerbotシステム | MakerBot Replicator+ (ネットワーク対応) |
8台 |
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スタンドアロン | MakerBot Replicator 5th Generation | 4台 |
プリントサーバ | Mac Mini | 1台 |
その他 | フィラメントはPLAのみ (色は指定されたものから選んでください) |
Maketbot「イノベーションセンター」システムの詳しい説明はMakerbot社のWebサイトを参照してください。
- (Makerbotシステム)オンライン上で3Dプリントのリクエストができます。
- (Makerbotシステム)オンライン上で、もしくはメール通知で進捗状況が利用者から把握できます。
- (Maketbotシステム)3Dプリンタの動作状態は係員が目視で確認し、出力開始・停止等の判断を行っています。
- (Makerbotシステム)3Dプリントの出力についてのログ分析が可能です。
- (Maketbotシステム)3Dプリンタの日常メンテナンスやフィラメント交換作業はファブスペースの係員が行っています。
- (スタンドアロン)3Dプリントの状況によってはネットワークに組み入れて利用することがあります。
- 機材構成は予告なく変更する場合があります。ご了承下さい。